
10代から20代のギャルに絶大な人気を誇った”小悪魔ageha”
しかしそれはもう過去の話。
今では廃刊の危機に陥っている小悪魔ageha
一体なにがあったというのか?
出版元のインフォレストのとは?
インフォレスト株式会社
設立:平成14年6月26日
資本金:3,500万円
小悪魔agehaのようなギャル雑誌だけでなく、サムライマガジンのメンズファッション雑誌
クロスワードキングなどのパズル雑誌
パソコン雑誌やカルチャー雑誌など幅広く展開している出版会社である。
そんな偏りがなく、幅広く展開している会社が何故潰れる可能性がでてきてしまったのか?
インフォレストの負債が原因?最近の雑誌離れも原因か
出版元のインフォレストは先日4月15日付けで事業を停止し、債権債務の調査を弁護士に一任している。
つまり、負債(借金)が積もり積もった為に事業ができなくなったのだ。
小悪魔agehaの発売当初は頻繁にメディアに取り上げられるなど、当時のギャル・キャバ嬢の人気に火をつけた。
発売部数も約30万部まで伸び、売上高は約59億4,500万円としている。
さらに新規事業として通販事業を開始した年の決済では、売上高約74億9,600万円と絶大な人気を誇った出版会社
しかし、最近の若者の雑誌離れが顕著なり、雑誌の売上がガクッと落ちた。
それに伴い、リストラや不動産売却など進め、なんとか経営再建を図ったが、2012年には売上が約43億7,900万円にまで下がっている。
その為、負債支払い能力の信用が低下。資金繰りが出来ないとなり今回の債権債務調査を依頼する事態になった。
負債額は約30億円にも上る。
分かりやすく説明すると
・小悪魔agehaが爆発的大ヒット!
・勢いに乗って事業拡大!
・あれ。。。雑誌の売上落ちてきた。。。
・リストラして不動産売って何とかお金準備しなきゃ!
・売上はあるけど現金が足りない。
・借りてたお金が払えないからもうダメかもしれない。
と言うことだ。今は事業を一時的に止めている状態のインフォレストだが、そのまま倒産してしまう可能性もあるのか?
そうなると小悪魔ageha等の人気雑誌は廃刊になってしまうのか?
小悪魔ageha等の出版権を売却
インフォレストは倒産を何とか回避するために、出版物のコンテンツ売却も視野に入れている。
コンテンツ売却とは、つまり
小悪魔agehaの発売権あげるからお金ちょうだい?
と言うことだ。人気のある雑誌をそのまま売ることでお金と交換する訳だ。
インフォレストは上記でも紹介したように、ギャル雑誌だけでなく幅広く展開している。
その為、どのコンテンツを売却予定なのかは分からないが、とりあえず小悪魔agehaの廃刊は避けられたのだろうか。
確かに最近雑誌を全く買っていない。
ネットで情報は足りるし、電子書籍など普及で紙媒体の売上は低下している。
近年の流れが出版大手でさえも倒産の危機に追いやるほどの影響を与えている。
今後コンビニに雑誌が全く並んでいない時代も来るのかもしれない。
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