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ダンスクラブは風営法に規制されるのか?署名16万人!薬物に性犯罪と課題は山積み!【ニュース解説】

ダンスクラブは風営法に規制されるのか?署名16万人!薬物に性犯罪と課題は山積み!【ニュース解説】

今日大阪の裁判所で判決が下された、ダンスは風営法に抵触するのか?
結果としては今回の件では風営法に触れていないと判決が下った。

過去にもダンスが風営法に取り締まられるなどの歴史がある。
一体ダンスの何が風営法に抵触するのか?
また、風営法とは何なのか?

風営法とは?

風営法そもそも風営法ってなに?と思っている人が多いと思うので解説しておきましょう。

風営法とは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略称。清浄な風俗環境の保持および少年の健全育成に障害を及ぼす行為を防止するため,風俗営業・風俗関連営業について営業の許可・届け出,営業時間の制限,警察官の立ち入り等を定める。1948年(昭和23)「風俗営業取締法」として制定。84年大幅に改正され,現在の名称となった。

ふむふむ。やっぱり法律用語が多く出てくると分からないですね。
分かりやすく説明すると
・この法律自体に行為そのものを禁止する効力はない
・あくまで適正な営業を目指す為の制限措置
・みんなが楽しく健全に遊べるようにしましょうって法律

こんな感じでしょうか?少し難しい言い方になっているので、最後に分かりやすい一文を足しておきました。

風営法の対象店舗は?

風営法 対象風営法の概念(考え)は分かった。
じゃあ何で今回ダンスクラブが摘発されたの?

そこが問題なんです。
そもそも、多く誤解されているのが、『風営法』の『風俗』とは”江戸東京の風俗”の意味である。「性風俗」の意味ではない。
”江戸東京の風俗”とは、「風習・世俗」のことです。

なので、風営法=エッチなお店 という訳ではありません。
もちろんアダルトショップなども規制の対象ではありますが、他には出会い喫茶やテレクラなども対象です。

さらにココからが一般の人が知らないのが、主食を主にして提供しない飲食店、例えばバーやホストクラブ、居酒屋に焼き鳥や、さらに小料理店なども規制の対象になっています。しかし、規制の対象と言っても届出制なので、そこまで厳しい制限がある訳ではありません。

ダンスクラブが摘発された理由

クラブ 摘発今回の事件で注目が集まった、ダンスクラブの風営法抵触事件
今回は風営法の対象外と判決は下りましたが、過去に大規模な『クラブ一斉摘発』が行われました。

2010年に関西を中心に行われた大規模な摘発事案であり、福岡・東京・名古屋など主要都市を中心に全国のクラブが一斉摘発を受けました。これは、”都市浄化作戦”の中の一つの作戦であり、主に違法ダンスクラブの摘発を目的に遂行されたものです。

またちょっと難しいかな?
分かりやすく説明すると
・警察が違法ダンスクラブを潰しにかかった!

と言う事です。そもそもダンスクラブ自体は風営法の対象となるかは曖昧にされてきたようです。法律的に警察がダンスクラブを見逃してたと言ってもいいでしょう。

ん~やっぱりよく分からない。
じゃあ何でいきなり風営法で摘発したの?

ココばかりは推測になりますが、ダンスクラブは元々風営法の対象店舗。なので届出をしていないといけない。これだけで話が終わればいいのだが、そんな簡単なものでもないようだ。
警察と風営法の関係も関わってくる。


警察とクラブと風営法

警察 クラブ先に言っておくと、警察もクラブも風営法も正しい行為を行っている所もある。
が、やはり理解に苦しむ部分がある。

ここからはフェレ速の考えを勝手に書かせてもらうが、ある程度正しい情報があってのことです。

そもそもクラブは犯罪の巣窟として今も昔も警戒されている。
麻薬性犯罪暴行恐喝窃盗。。。数々の犯罪が行われているのがクラブと言う場所だ。
もちろん犯罪が多く行われているだけで、クラブ自体が犯罪に加担している訳ではないが、犯罪がしやすい環境が整っていることも事実である。

そして警察と風営法の関係
これは何度か話題になっているが、警察の店舗に対してのガサ入れ(強制捜査)。
何かしらの犯罪がガサ入れで見つかれば言いのだが、強制捜査をしてまでやったのに何も犯罪の痕跡がない場合は、ただの営業妨害だと店側からの不満が多くでている。

確かにそうだ。身に覚えのないことで、営業中でもいきなり警察官が何人も入ってきて、お店を荒し、そのまま何もなく帰る。
お店に警察官が大人数入るだけでも世間的に見れば、「あの店は警察が入る何かをした!」と悪い噂がたつ。
営業妨害と言われても仕方ないだろう。

その時に盾として”風営法”をつかう。
どんな理由でもいい。例えば、
①薬物の疑いがあるクラブに警察が踏み込む!
②ガサ入れをするが何も見つからない
③でも、風俗営業の届出(風営法)してないでしょ?
④違反だからダメだよ!

と言えるのだ。何とも強引な言い訳かもしれないが、届けをしていないクラブが悪い。

ダンスを風営法から削除して!レッツダンス署名推進委員会

レッツダンス署名推進委員会そんな多くの問題を抱えるクラブだが、「ダンス自体が風営法の規制になるのは違うんじゃないか!」と結成されたのが、”レッツダンス署名推進委員会”

レッツダンス署名推進委員会とは何なのか?
以下はLet’s DANCE署名推進委員会のHPからの引用である。

1) 風営法の規制対象から「ダンス」を削除してください。
2) 行政上の指導は、「国民の基本的人権を不当に侵害しないよう」に努め、「いやしくも職権の乱用や正当な営業をしている者に無用の負担をかけることがないよう」とする「第101国会付帯決議」(衆院1984年7月5日)や「解釈運用基準」(2008年7月10日)にもとづき適正に運用してください。
3)表現の自由、芸術・文化を守り、健全な文化発信の施策を拡充して下さい。

分かりやすく説明すると
・ダンスは表現の自由でしょ!
・元々の法律も違うんじゃないの?
・だからダンスを風営法の対象から消して!!

と言うことだ。
この運動には坂本龍一さんなどの著名人が呼びかけをし、約16万人の署名を集めたが、衆参両院によって不採択されている。

ん~どうなんでしょうか。
ダンス側の主張も分かります。
正しくダンスを楽しんでいる人はいいとしても、確かにダンスクラブでの犯罪数は圧倒的な数にもなっている。犯罪をしている人前提に考えるのもおかしいかも知れないが、そのおかげで、一般の人が犯罪に巻き込まれていない現状もあるのではないか。

そもそも、しっかり届出を行うダンスクラブが増え、さらに犯罪数が減れば、この署名運動を無視できない存在になるのではないだろうか。今ではクラブでの犯罪数が多すぎる。これでは署名が集まろうが相手にされない。

ダンスクラブが抱える課題

ダンス 禁止ダンスクラブが抱える課題は、風営法の届出だけではない。
少し触れたが、クラブでの犯罪数が多すぎる

全てのクラブがそうという訳ではないが、薬物や性犯罪が頻繁に起きている。
これを解消しない限りは、一般の人からしたら”ただうるさい、淫らなことが行われ、薬物が多い場所”と思われてしまう。

これは今後の対応も大きく影響しそうですね。

しかし今回話題になっている事件。
実際には風営法に抵触しないとの判決が下ったことによって、ダンスクラブへの警察の対応が変わるのではないかと思う。ダンス推進委員会の勢いが増すきっかけになるだろう。

健全なダンス。そして健全なダンスクラブ
もちろん法律を違反しないで、楽しく遊べる場所の提供をして欲しい。

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