
10月21日放送のテレビ東京系『ガイアの夜明け』で、”トレーサビリティー”を徹底しているスーパーマーケットを特集している。
まだ記憶に新しい今年7月、マクドナルドのチキンナゲットでも使われていた中国の使用期限切れ(腐った肉)を使用していた問題。
平成16年12月1日より、”牛肉トレーサビリティ-法”が施行されたことに伴い、スーパーなどの販売店では徹底した安心を消費者に与える為に試行錯誤をしている。
そもそも”トレーサビリティー”とはなんなのか?
私達消費者にはどう関係があるのか?
一見当たり前のように感じるスーパーの取り組みを、改めて見直してみましょう。
”トレーサビリティー”とは?
まず”トレーサビリティー”とは何なのか?
日本語訳としては『追跡可能性』と言われることがある。
簡単に説明すると、生産される所から消費者の手元に来るまで(破棄されるまで)、透明性をもって分かる。と言うことだ。
生産者の顔の見える野菜などがそれに当たる。
値段などの値札と共に、生産国や生産者の情報が入ったシールをよく読む人がいると思う。
それも”トレーサビリティー”の一環だ。
・対象とする物品に問題が発見された時、その物品が販売された特定顧客に対してピンポイントで商品の回収を行うことは、トレーサビリティ(トレースフォワード)によってもたらされる。
牛肉トレーサビリティ-法とは?
平成16年12月1日より、牛肉トレーサビリティ-法が施行されている。
農林水産省のHPにも細かく説明されている。
これも簡単に説明すると、牛肉の販売時には『個体識別情報(個体識別番号)』を明記し、食肉の安全を提示しなさい。ということだ。
やきとり”ひびき”のトレーサビリティー
番組でも取り上げられていた焼き鳥『ひびき』
特許をとるほどの品質へのこだわりは驚くべきものがある。
取引牧場のブタの品質管理はもちろん、ブタに与えるエサも直接食べてみる。
社長いわく『エサは豚を通して結局食べている。だからエサも人間が食べられるものじゃないと安心できない。』
言われてみれば確かにそうだが、それを実行するこだわりを感じる。
そんな品質にこだわった焼き鳥は、埼玉県にある東村山で食べることが出来る。
住所 〒355-0028
埼玉県 東松山市 箭弓町1-13-15
アクセス 東武東上線東松山駅 徒歩1分
営業時間 ランチ 月 – 金 11:00 – 13:30
ディナー 月 – 金 16:00 – 23:00 (L.O.22:30)
土・日・祝 11:00 – 22:00 (L.O.21:00)
定休日 不定休
生産国偽装問題
国として食の安全を徹底しようという仕組みとして取り組まれている”トレーサビリティー”
しかし、それを消費者は鵜呑みにすることはできない。
以前に大々的にニュースにもなったが、中国産肉を国産肉として明記し販売していたお店が取り立たされている。
冒頭でも説明したように、生産国を明記していたとしても、その生産国が使用期限切れ(腐った肉)を使っていては意味がない。
では一体我々は何を信用すればいいのか?
食の安全・安心の為に施行された法律も全面的に信用ができないのか?
そんな食の安心・安全にこだわり、好業績をあげる企業に注目したのが、10月21日放送の【ガイアの夜明け】だ。
消費者に顔の見える商品を提供している飲食店や徹底した安心安全なオリジナル商品を全国の生産者と一緒に開発する地方のスーパーマーケットを取材されている。
我々が取るべき対策としては、”トレーサビリティー”(個体識別番号)などを鵜呑みにしないで、スーパーやお店単位での対策をしっかりとっている場所で買い物をしなくてはいけない。
もちろん大手の販売店でも、信用問題に関わることなので徹底はされているが、どうしても手の行き届かない部分があるのかもしれない。
自分の身は自分で守ることが一番の安全なのかもしれない。
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